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当社が日刊工業新聞に掲載されました

当社が2009年11月12日付けの日刊工業新聞に掲載されました。
日刊工業新聞09.11.12.JPG
【以下記事全文】

現場重視で

 深井製作所(栃木県足利市、深井孟社長、0284-40-2020)は自動車の骨格部品が主力だ。金型・治具の設計・製作の高度技術をベースにしたプレス加工に定評があり、富士重工業の全車種、日産自動車の高級車「フーガ」やスポーツカー「GT-R」などに採用されている。
生産面の取り組みもユニーク。例えば自動搬送用ロボット生産ラインではライン設計後、設計者を現場担当にシフトする。「自分が設計したラインが現場でいかに使いづらいかを肌で感じるため」(深井社長)だ。
 これにより必要以上に長かったロボットアームを設計変更し、最小限の長さにとどめた。生産ラインの治具も取り付けを工夫し、1ラインで最低2車種の部品を流している。現場の体験を設計にフィードバックし、生産性を20%向上した。
「15年前から提案型企業を目指し、技術主導型に軸足を移した」(同)。実際、従業員約430人のうち約120人が技術者で、大手企業と同じ目線で対話できるようになった。


期待の新技術

 例えば大手鉄鋼メーカーとハイテン材(高張力鋼板)を共同開発し、強度を従来比3倍の1200メガ-1270メガパスカルに向上した。異なる材質・板厚の材料を溶接で接合する車体骨格製造技術のテーラードブランク工法によって補強材などの部品点数を削減・軽量化している。
 そして今、ひとつの技術の技術の花を咲かせようとしている。ハチの巣のように正六角形を並べる金属板向けエンボス成形加工技術だ。自動車の排気管を覆うヒートインシュレータ(遮熱板)向けに開発した技術で、平板より板厚を30%薄くしてもほぼ同じ剛性を確保できるので軽量化を図れる。
2009年10月に特許を取得した。
「すでに問い合わせが50件もある。でもこの80%が自動車業界以外だった」(同)と笑顔を見せる。

3年後に

 ハイブリット車(HV)や電気自動車(EV)といった環境対応者の台頭により、業界は変革期を迎えている。だが「どんなクルマにも骨格部品は必要なので影響はない」(同)と強調する。とはいえ環境技術の高度化が最重要テーマであることに変わりはない。このため今月から大手企業の技術者を顧問に招いた。「3年後には何らかの新技術を確立したい」(同)と意気込む。
 10年度は売上高170億円の見込み。「現在はエコノミーからビジネスクラスに乗れるようになったところ。3年後には経常利益5%のファーストクラスに座りたい」(同)この3年後は環境技術の実用化の時期と重なる。

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