当社が日本経済新聞(栃木首都圏版)に掲載されました
当社が2009年4月9日(木曜日)の日本経済新聞(栃木首都圏版)に掲載されました。
■以下、記事全文■
自動車部品製造の深井製作所(栃木県足利市、深井孟社長)は、金属板に正六角形の模様をハチの巣のように刻むことで、剛性が増す技術を開発した。アルミ板など金属部品に使う金属板の節約や部品の軽量化にもつながる。自動車や家電などの部品として関連するメーカーに売り込む。特許を出願中で、メーカーへのライセンスの供与も検討する。
金属板の曲げやねじりの力に対する変形のしにくさは剛性と呼ばれている。金属板に立体的な模様を刻むと、同じ板の厚さのままで剛性が高まる。深井製作所は正6角形(1辺約7ミリ)の部分が2ミリ突起した模様を刻印したアルミニウム板を製作した。
約10センチ四方のアルミ板で剛性を実験済だ。厚さ0.5ミリのアルミ板の剛性を100とすると、0.35ミリの厚さで正6角形の模様を刻んだアルミ板は97。アルミの使用量を約3割減らしても、ほぼ同じ剛性を確保できるという。
自動車の排気管の周りを覆って熱が車体などに伝わるのを防ぐアルミニウムの遮熱板としてこの技術を応用することを計画している。遮熱板が軽くなり、燃費の改善も期待できるという。
自動車部品以外での用途も開拓する。家電メーカーからも空調機器などの部品に活用する引き合いが来ているという。
深井製作所の09年3月期の売上高は約170億円。深井社長は「アルミ板だけでなく、鉄板やプラスチック板でも剛性が高まる。板状の部品であればあらゆる業種で応用可能」と話している。