金属板向け『ハニカム配列エンボス成形』の詳細
金型の設計・製作から、プレス・溶接・組み立て加工まで含めた板金部品の一貫製造メーカーとして、高い技術と評価を確立している弊社で、このたび、金属板の『ハニカム配列エンボス成形』技術を開発・確立いたしました。
驚きの剛性
これまでエンボス成形の分野では、円形や波形でエンボス成形されたものはありましたが、正六角形のハニカム(蜂の巣)配列でのエンボス成形は、国内で初の技術確立です。
特筆すべきはその剛性で、約10cm角のアルミ板による性能試験では、板厚0.5mmの平板の剛性を100とした場合、板厚が30%薄い同0.35mmの剛性は97と、ほぼ同等と確認しました。

板厚と剛性の関係
従来、板厚と剛性の関係では、「剛性は板厚の3乗に影響される」ことがわかっており、板厚を30%薄くすると、剛性は3分の1までに激減してしまうため、軽量化目的のために単純に板厚を薄くすることができませんでした。
板厚を30%薄くしても、元と同等の剛性を確保!
このため、一般的には、より比強度の高い材料への置換(「鉄→アルミ」等)が行われますが、コストが非常に高価であり、"コストと引き換えに軽量化を買う"ことになっていました。
しかしながら、弊社が開発した『ハニカム配列エンボス成形』を施すことで、30%薄い材料でも、元の材料とほぼ同等の剛性を維持・確保すすることができ、性能を犠牲にすることなく、また材質も変更せずに、30%の軽量化を達成することが可能となりました。
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剛性向上の性能評価
また、『ハニカム配列エンボス成形』を施したアルミ板の試験では、板厚不変なら、同じ変位には2倍以上の荷重が必要となりました。
したがって、軽量化以外にも"補剛技術"として応用することも可能です。
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