(3)検査から品質管理への転換 【1971(昭和46)年~】 《昭和の品質管理》
戦後の廃墟から立ち上がり家電業界や自動車産業を中心に高度経済成長時代が到来し、海外への輸出が急成長を遂げ始めたのは1955(昭和30)年後半の頃でした。更に1965(昭和40)年には国内でマイカーブームが始まり、同じ頃完成車輸入自由化という一大事も起こりました。
戦後アメリカから「統計的品質管理」が持ち込まれ、日本国内でもこの手法の研究が進められたのはその後間もなくでした。
更に「全社的品質管理TQC」として日本中の主要企業において広がり始め、QCサークル活動などを含めた「日本的品質管理」として、欧米の「統計的品質管理」と一線を画すようになったのは1975(昭和50)年に入ってからのようであった。これら一連の品質管理に対する傾注が日本企業・日本製品の信頼向上に寄与し、海外への輸出拡大から更には世界中に生産拠点を広げて行くことにつながった。
当社の組織の中に品質管理課という課名が見えたのは1971(昭和46)年のことであった。そして小集団活動グループが結成されQCサークル活動が活発となったのは、昭和50年代に入ってからのことであった。