(3)顧客ニーズからくる技術開発 【1998(平成10)年~2005(平成17)年】 《技術開発》
地球環境保護政策から自動車産業にくる要求は排出ガスの浄化・削減であり、低燃費化である。排出ガス規制はマスキー法の適用から何度となく、段階的に規制強化されてきた。
この20年間は、各国において自動車の普及に伴い自動車に搭乗中の死亡事故が増加したため、乗員の安全対策・保護が衝突安全性として規制強化された。衝突安全対策は車体の質量増加を伴い、燃費の悪化ということになってしまう。これでは排出ガス規制強化に反することとなる。
こうして衝突安全性と排出ガス規制強化を両立させる自動車が世界中の顧客ニーズとして要求されてきた。 この顧客ニーズを満足させるために新しい技術として、車体軽量化と高強度化を両立させられる「テーラードブランク工法」、「高張力鋼板」などが脚光を浴びた。