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(5)御厨工業団地進出で部品工業界に雄飛 【昭和40年~43年】

 昭和38年7月以来、首都圏の都市開発事業を推進することにより、足利市、栃木県の振興発展を図るために、市・県による御厨工業団地をはじめとする7工業団地の開発が始まった。この御厨工業団地進出第1号が深井製作所であった。社歌の中で云う「工業団地の先駆者」のゆえんはここにある。これは会社全体の移転・拡充であり、創業以来の画期的一大計画であった。この計画を可能ならしめた直接的背景として、プリンス自動車工業㈱(※)との取引がある。昭和40年11月に完工。
 時代は、資本の自由化が欧米から求められていたときであった。国内ではこれに対抗すべく通産省の自動車業界再編計画により、プリンス自動車工業㈱は、1966年(昭41)8月、日産自動車と合併した。このときの深井製作所にとって売上高の83%を占める得意先の合併、消滅は衝撃的であった。深井製作所は日産自動車の協力工場となった。後に、昭和43年日産自動車宝会への加入が実現し、日産の傘下に入った。この年12月に深井製作所労働組合が発足した。

※ プリンス自動車工業㈱  1952年(昭27)11月創業、スカイライン、グロリア等を製造。

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